観てきました。感想オイトキマス。
まずいろんな方が言われてるように
随所にジブリ作品へのオマージュになるのかわからないけど
明らかに意識してるよねって点がありました。
個人的に感じたのは
トトロ、ナウシカ、ラピュタ、もののけ姫、ハウル
あたり・・・。
それだけファンタジーを作るうえでは
ジブリの存在が大きいってことなのかもしれないけど(世界名作劇場も)
ビジュアル的に見ても新海は自然物、ファンタジー物よりも
やっぱり現代風景の方が圧倒的に上手いなと思った。
・・・と、いうか自然物に関してはジブリが強すぎてwww勝てねえだろ
あと世界観って意味では時代設定に違和感がある点がいくつか。
生活小物だったり建物・乗り物を見ると昭和だと思うのだけど
すごい現代チックなヘリコプターだったり銃火器が出てきたり。
そういうものには詳しくないけど
一緒に観に行ったのが軍オタ入ってる人だったから聞いてみたら
その人も違和感は感じたみたいれす。
なんにせよ、~秒速までの新海のビジュアルとは
完全に趣向が違う映画だったのは確か。それが正解だったのかは・・・
ただテーマとしては新海らしいというか
特に難しくもなく、シンプルに、生と死・別れ
あたりがテーマになってると感じたけれど
果たして救いはあったのか(;^ω^)
死や別れは生の一部なので、受け入れて(諦めて)生きていけ
って丸投げされた感が俺はした。
上映が終わって、誰もヒトコトも話さず、シーンとして
淡々と劇場を出て行く映画を見たのはスカイクロラ以来でしたが
星追いの方がさらに・・・
スカイクロラは( ゚д゚)ポカーンって感じで
星追いは(´Д`)ハァ…って感じ。
観てないですけどゲド戦記もシーンとしてたらしいですね
まああまりに**すぎて笑ってる人もいぱいいたって話も聞きますが^p^
別に酷評ってわけではないです。
ジブリオマージュにくすりとしながら
かと思えばジブリの夢や希望をブッコヌイテ
胸にズシッとくるテーマを投げつけていった
って感じなんで、観てほしいっちゃ観てほしい映画だったかも。
ああ最後に、子どもに観させたい映画!みたいな感想もよく目にしますが
ちょいちょいグロイし、子どもがテーマを受け入れることが出来るほど
人生達観してるとも思えないんで・・・
『夢も、希望も、あるんだよ』で詐欺られるよ!!111